旅館でインターン受入 全旅連青年部、学観連と協定結ぶ
17/05/17
全旅連青年部(西村総一郎部長)は4月21日、東京・平河町の全国旅館会館全旅連会議室で学観連(日本学生観光連盟)とインターンシップ受け入れなどサポーター協定に調印した。両者の協定は7年目で、継続確認のために毎年、契約を新たにしている。今年は、8月末から9月にかけて、学観連所属の学生が全国の旅館9施設で、「若旦那・若女将密着体験プロジェクト」を実施する。
青年部の西村部長は、「インターンシップ事業は旅館を見てもらういい機会です。皆さんの勉強に役立つとともに、旅館の発展や社会にインパクトを与えられる事業にできるよう力を合わせたい」と期待を示した。
また、学観連の山野上匠代表(横浜商科大学)は「ホテルと違い、旅館は1つ1つ個性があるところが素晴らしい。日本の伝統文化を学観連の活動を通じて多くの人に発信したい」と応えた。
学観連は観光を学ぶ学生同士のネットワークづくりや、観光への理解促進を目的とした学生組織。主に首都圏の20大学が加盟し、各大学のゼミ単位や個人で377人の学生が参加している。