大阪新阪急ホテル「オリンピア」が食欲の秋に向けて「大・食楽祭」開催
バイキング、ブッフェという食事スタイルが一般的になった中で、他に追従を許さないレストランが、大阪新阪急ホテルの「グルメバイキング『オリンピア』」である。老若男女が飲んで、食べて、楽しんで、とエンターテインメント性を備えた同レストランの今秋の大イベント「大・食楽祭」が9月1日からスタートした。
店を入ると、ほのかに秋の香りがする。何かって、そう松茸なのだ。それとコラボするのが、かの黒毛和牛。今回の大注目が「松茸の香り焼きと、黒毛和牛の鍬すき焼き」。これに松茸ごはん、松茸の御吸い物と、松茸シリーズで品よくまとめている。お吸い物は9月が残り鱧、10月、11月が甘鯛の予定。
創作天ぷらの「鮭と蕎麦と柚香天ぷら」も美味しかった。卵焼きを中心にそばを巻き、その上に鮭をまいて天ぷらにした。ボリューム満点なのだが、あっさりしてすっきりした味付けである。もちろん海老や紅ショウガなどの天ぷらも、寿司カウンターもある。
高級食材といえば、中国料理の北京ダック。目の前で切り分けしてくれるという作り立て感がたまらない。さらに鮑もある。鮑と茸のコラボレーションの「鮑と茸のx.o.醤炒め 龍仕立て」はピリ辛ソースがアクセントになり、ビールやワインに合う。韓国メニューの甘辛く味付けした鶏をチーズに絡めての「とろーり!チーズ・タッカルビ」は濃厚な味で満足度大。
洋食系では、でっかいサーモンを切り分けて提供するディナー限定メニュー「BIGサーモンのスモーク 柿と蕪のラヴィゴット」はさっぱり感がなんともいえない。そばの「牛肉の煮込みパイ包み焼き トリュフソース」と一緒に注文。次いでに隣の「ミート・バウムタワー!フォアグラ風味」も賞味した。ハンバーグとバウムクーヘンのコラボは同レストランだからこその発想。バウムとの甘さとハンバーグがマッチして、ここだけの味を味わえる。ぜひ、この機会に、である。
いつも思うのだが、見せるメニューが多いのも同レストランの特徴。バウムタワーは本当にタワーだし、でっかいサーモンは本当にデカイ。そして、デカイ自慢がビッグ・モンブランだ。今回は黄金色になって登場。
秋は祭りということで、でっかい黄金のモンブランが山車に乗ってやってくるという仕掛けなのだ。名付けて「パフォーマンス・デザート」。デザートも進化するなりけり。黄金色は、芋・栗・南瓜だそうな。女性であれば好きそうなアイテムばかり?確かに美味しかった。ぜひとも賞味あれ。
このほか、色とりどりのマカロンやカップケーキ、でっかいフレンチトースト風どら焼きの「どら×フレンチ!?」、みたらし団子や和風ロールケーキなど、盛りだくさん。ミョウガのスムージーという健康的なメニューもあり、食べてよし、見てよし、楽しめるグルメバイキングになっている。
期間は11月30日まで。料金はランチが平日大人3200円(税込)から、ディナーが同全日4700円(同)。詳しくはホームページから。URLはhttp://olympia.hankyu-hotel.com/。
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