楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

ユニバーサルマナーを学ぶ 全旅連JKKが京都でセミナー

19/04/11

全旅連・女性経営者の会(JKK、松崎久美子会長=熊本県・ふもと旅館)はこのほど、京都市の京都タワーホテルでオープンセミナーを開いた。関係者約80人が参加した。

セミナーは、日本ユニバーサルマナー協会の岸田ひろ実理事を招いて「誰もが共に暮らしやすい未来へ―ユニバーサルデザインから考えるおもてなし」と題し開催した。

岸田理事は冒頭「ユニバーサルマナーは高齢者や障害者、ベビーカー利用者、外国人ら多様な人々と向き合うためのマインドとアクションで、自分とは違う人たちの視点に立って行動すること」と説明。ユニバーサルマナーを身につけることは特別な知識を得ることではなく、心遣いの一つであることを訴えた。

さらに「無関心でも過剰すぎでもない、さりげない配慮が大事」であることを強調し「まずは『何かお手伝いすることはありませんか』と声をかけることから始めましょう」と話した。

全旅連女性経営者の会

「多様な人々と向き合い、その人たちの視点に立ち
行動すること」と、ユニバーサルマナーを伝えた

このあと日本ユニバーサルマナー協会の関係者と参加者らでユニバーサルマナーに関してのディスカッションも行われた。セミナーの最後にはセミナー参加者へユニバーサルマナー検定3級の認定書が授与された。

松崎会長は「旅館ホテルは多様なお客様がお越しになるところ。ユニバーサルマナーを身につけて、お客様をお迎えしたい」と話していた。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「天領」大分日田・天ヶ瀬で温故知新の旅

4―6月に展開されていた「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」は地域に“あた...

観光先進地・岐阜下呂が贈る心にしみる旅

持続可能―。地域の維持、そして未来への発展に向け各地で取り組みが進むが、岐阜県下呂市が展開...

世界遺産登録20周年記念・聖地リゾート!和歌山へ

2024年、和歌山県では世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念し、現在「聖地...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ