東京でコロナ軽症者のホテルへの移送始まる 初日は7人
20/04/08
東京都は4月7日午後から、コロナウイルス感染症で入院している患者のうち、無症状または比較的軽症の感染者について、都が借り上げたホテル、「東横INN東京駅新大橋前」(中央区)への移送を始めた。
症状の重い患者のため、医療機関の病床を確保するのが目的で、ホテルに移った感染者については、療養と健康観察を続ける。都の職員と医療関係者がホテルに滞在し、24時間対応する。
7日は11人がホテルに移った。順次移送を進め、最終的に100人程度を予定している。
ホテル名に東京駅とあるが、東京駅からは約3キロ離れている。
東横インは、「ホテルの一棟貸しとなり、該当ホテルは東京都が手配された専門家の管理下において医療体制を整え、近隣の皆様の安全を脅かすことのないよう運用されます。また、一般のお客様と感染者の方が同じホテルに滞在されることはございません。弊社は、さらなる感染拡大防止のため、一般のお客様、ホテル従業員、周辺地域の皆様への感染予防を徹底した上で、今後も可能な限りの協力をしてまいります」としている。
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