コロナ外出自粛の影響大きく48.9%減に 3月の宿泊旅行統計
20/06/01
観光庁がまとめた3月の宿泊旅行統計調査結果(第2次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同月比48・9%減の2394万人泊だった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が響いた。
日本人宿泊者数は前年同月比40・7%減の2281万人泊。外国人宿泊者数は同86・5%減の113万人泊と大幅に減少した。
客室稼働率は同30・4ポイント減の32・4%。旅館が同18・1ポイント減の21・9%、リゾートホテルは同35・9ポイント減の24・5%、ビジネスホテルは同34・3ポイント減の42・6%、シティホテルは同51・5ポイント減の29・7%、簡易宿所は13・2ポイント減の15・8%。客室稼働率が80%を超えた都道府県はなかった。全体の全国最高値は埼玉県の46・1%。
4月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同76・8%減の1079万人泊。日本人宿泊者数が同71・1%減の1053万人泊、外国人宿泊者数が同97・4%減の26万人泊だった。
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