上高地ホテル白樺荘 ミニ開山祭で「上高地の今」発信
20/06/08
上高地ホテル白樺荘(松本市上高地)で6月6日、メディアやハイカー、県内常連客が参加して、「ミニ開山祭」を開いた。

ミニ開山祭もオープニングはアルプホルンのしらべから。演奏はホテルラウンジで行われた
例年4月27日に河童橋のたもとを主会場に開催される「上高地開山祭」は、今年、コロナウイルス感染拡大の影響で、神職や関係者のみで、安全祈願の神事のみを行っている。
独自にミニ開山祭を行ったことについて、ホテル白樺荘の経営者、鳥居総一郎さんは、「多くの皆様に、元気になっていただくことが、最大の目的です。沈滞する観光を元気にしたい。外出を控えてきたみなさまに美しい上高地をお目にかけ、世界に誇る上高地は、何があろうと永遠に美しいということをお伝えしたい」と思いを込めた。
ホテルラウンジを会場に、アルプホルンの演奏で幕を開けたミニ開山祭では、ネイチャーガイドの案内で「白樺展望台・岳沢湿原」を約1時間散策したり、上高地の成り立ちや、河童橋の由来についてのレクチャーなどが行われた。
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