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7月豪雨:大分は天ヶ瀬、湯平に被害 由布院、別府は通常営業

20/07/17

7月7日から8日にかけての豪雨は大分県、熊本県の一部地域で宿泊施設にも大きな被害をもたらした。

大分県では日田市で玖珠川が氾濫し、天ヶ瀬温泉に濁流が押し寄せた。また、由布市の湯平温泉も中心部を流れる花合野(かごの)川が氾濫し、旅館20軒のうち3軒が損壊などの被害を受けた。

天ヶ瀬温泉では17軒ある宿泊施設のうち、高台の旅館数軒は通常営業を続けていて、7月17日以降に営業を再開する施設も見られる。

大分県旅館ホテル生活衛生同業組合の堀請治事務局長は「天け瀬温泉と湯平温泉の被害が激しく、営業再開に2-3カ月かかる宿泊施設もあると聞いています」と話す。豪雨により、両温泉を中心に県全体で7000人に及んだ。

ただ、別府温泉や、湯平温泉と同じ由布市でも全国的に知名度の高い由布院温泉に豪雨の大きな被害はなく、通常通り営業しているという。

明日18日からの週末については「別府温泉の利用者は6割が九州からで、豪雨でどの地域が被害を受けたかを分かっています。目立ったキャンセルは発生していません」としている。

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