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星野リゾート、「界 霧島」をオープン 鹿児島県の自然風土にこだわり/鹿児島

21/02/01

星野リゾートは1月29日、鹿児島県霧島温泉に新施設「星野リゾート 界 霧島」をオープンした。温泉旅館ブランド「界」の17施設目。「桜島をはるかに見渡し、湯浴み小屋でうるおう宿」をコンセプトに、鹿児島県の風土を体感するひと時を提供する。

同社と鹿児島県霧島市は2019年11月にパートナーシップ協定書を結んでおり、これに基づいた施設として開業。霧島錦江湾国立公園の環境に溶け込むような内装や植栽を取り入れた。

客室は49室。「薩摩シラス大地の間」と名付け、窓からは桜島や錦江湾を一望。県の伝統工芸品である薩摩和紙や大島紬、薩摩錫器、シラスを使ったベッドボードなど鹿児島県の風土にこだわったしつらえになっている。特別室は3室あり、三面ガラス張りのスペースからは高千穂峰を、客室露天風呂からは桜島を望める。

界 霧島

桜島や錦江湾を一望

界ブランド施設では地域の文化体験を提供しており、霧島では「天孫降臨ENBU」。高千穂に伝わる天孫降臨伝説を、スタッフが神楽鈴と太鼓で舞として表現する。

温泉入浴は客室棟からスロープカーで向かった先のすすき野原にある湯浴み小屋で。食事は半個室の食事処で、地域ならではの旬の素材をいかした会席料理を提供する。

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