「わかやま12湯サミット」計画 WOK運営委員会、 龍神温泉で9月2日に開催/和歌山
和歌山県の温泉をアピールするため組織した「わかやまOKE12湯」運営委員会はこのほど、WOK運営委員会と名称を改め、協同組合和歌山県旅行業協会(青木査稚子理事長)、和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合(利光伸彦理事長)と共同で事業に取り組むことになった。委員長には龍神英弥さん(龍神温泉・下御殿)が就任した。
7月16日に龍神温泉の季楽里龍神で開いた第4回運営委員会で、利光理事長は委員会の名前を改めたことについて「和歌山の温泉をPRすることを目的にスタートしましたが、県内の旅館ホテル従事者への認識向上も必要です。そのためWOKにはW(和歌山)のO(おもてなし)、K(心)を学ぶ委員会、W(和歌山)の旅館ホテルで働く女性らが何でもOKって接客を学び合う委員会、W(和歌山)のO(温泉)をK(研究)する委員会、W(わくわく)、O(オー)、K(感動)を与える委員会という意味が込められています」とし、積極的な参加を呼びかけた。
龍神委員長も「男が前に出て決める委員会ではなく、女性の考えを反映させる委員会を目指します。我々おっさんは黒子に徹します」と話した。
この日は以前からの決定事項である9月2日に開く第1回「わかやま12湯サミット」の開催内容について話し合った。
サミットは11−13時に式典、15時から親ぼく会を開くことを決定。場所は季楽里龍神。式典では田辺市の真砂克敏市長の基調講演のほか県内温泉地の女性らによるシンポジウムを開く予定。
サミットには県内の観光協会や旅行会社、宿泊関係者、観光関係団体に参加を呼びかける。参加費は式典・懇親会費を含めて5千円。式典だけだと飲料がついて1千円。懇親会費のみは4千円。
このほか委員会では、着地型旅行を視野に入れた12湯ツアーも計画する考えだ。
なお、席上では和歌山県旅行業協会から現在県内で進んでいるわかやまリフレッシュプランの現状や日本旅行から先払い宿泊券の取り組みについての説明も行われた。
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