ウイズコロナの旅を構築 石旅協・福旅協共栄会が合同総会、地元送客の実績はっきり
22/01/07
石川県旅行業協会共栄会(萬谷正幸会長=瑠璃光)と福井県旅行業協会共栄会(前田健二会長=美松)の合同総会がこのほど、福井市内のホテルで開かれた。111人が出席した。いずれの共栄会も会員増強の推進と受入会員への集中送客、情報宣伝、情報交換などを行うことを決めた。
萬谷会長は「県民限定宿泊割が各府県で実施され、多くの県民が宿泊に利用されたと聞いています。その中でも石川県旅協は事業の取りまとめ窓口となり注目されました。我々も改めて地元旅行会社の大切さ、ありがたさを知ることになりました」と述べ「バーチャルな旅行が増えていますが、私自身は実際にこの目で風景を見て、人とふれあい、その地の空気感を得られない旅には感動はないと思っています。ウイズコロナの中で石川県旅協の皆さんと新しい旅のスタイルを提案していきたい」と話した。

111人が出席した合同総会
前田会長は「コロナ禍で我々の業界は補助金漬けになっています。いつまでも補助金に頼らず、これまでのスタイルをベースにした経営を変えていかないといけない。これからもウイルスはなくなりません。要はいかに感染対策を行っていくかが大事。旅館内のCO2の濃度がわかるようにするなど安心安全の見える化が必要だと思います」と訴え「本日を契機に明るい未来に踏み出したい」と語った。
例年発表する地区別旅館等送客実績(20年10月︱21年9月)では…
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