感染落ち着き日本人旅行需要回復、前年比1・7%増 京都市の11月のホテル宿泊状況
22/01/12
京都市観光協会が発表した11月の市内105ホテルの宿泊状況によると、日本人延べ宿泊者数は前年同月比1・7%増の53万7774人泊だった。コロナ禍前の2019年同月比では71・5%増、前月10月からは63・1%増と大きく改善。コロナ禍以前からの調査対象だった66施設で比較すると前年同月比では8・7%減、19年同月比では29・9%増。感染状況が落ち着き需要が回復してきたことと、19年は外国人客で埋まっていた客室が利用しやすくなったことで日本人客が増加した。
外国人延べ宿泊客数は19年同月比では98・5%減と、ほぼゼロの状態が20カ月続いている。
客室稼働率は同20・5ポイント増の59・6%。前々年同月比では28・6ポイント減。
市内の主要旅館30軒の客室稼働率は同6・9ポイント増の59・6%。予定通り修学旅行が実施されたことや紅葉シーズンで需要が回復したことが増加の要因だという。
同協会では、12月の客室稼働率は59・0%と前年を上回る水準まで回復すると見込む。ワクチン接種が進んだことや京都府の県民割などで好調に推移するとみているが、オミクロン株の影響で不透明な情勢になるという。
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