19年比で47・1%減の3億1497万人泊、前年からは5%減 2021年の宿泊旅行統計年間値
22/02/28
観光庁がまとめた2021年の宿泊旅行統計調査年間値(速報値)によると、延べ宿泊者数はコロナ前の19年比で47・1%減の3億1497万人泊だった。前年比では5・0%減。後半は減少幅が徐々に縮小したものの一年を通してコロナ禍の影響を受け続け、引き続き苦しい一年となった。
日本人宿泊者数は同35・3%減の3億1076万人泊で、前年比では0・2%減。外国人宿泊者数は同96・4%減の421万人泊で、前年比では79・3%減。延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は1・3%だった。
日本人宿泊者数の対前年比を都道府県別にみると、山梨県、富山県、愛知県、島根県、和歌山県の順に増加。いずれも1割以上の伸びを示した。
客室稼働率は同28・2ポイント減、前年比0・2ポイント増の34・5%。旅館が同16・9ポイント減、前年比2・3ポイント減の22・7%、リゾートホテルは同30・6ポイント減、前年比2・1ポイント減の27・9%、ビジネスホテルは同31・4ポイント減、前年比1・6ポイント増の44・4%、シティホテルは同45・4ポイント減、前年比増減なしの34・1%、簡易宿所は16・5ポイント減、前年比1・4ポイント増の16・9%。全体の全国最高値は島根県の49・9%。
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