万博後を見据え活動 大阪府旅館組合、新年互例会に60人
25/02/18
大阪府旅館ホテル生活衛生同業組合(岡本厚理事長=不死王閣)は1月16日、大阪府池田市の不死王閣で新年互礼会を開き、組合員ら60人が出席した。
岡本理事長は「大阪・関西万博は業界にとって千載一遇のチャンス。組合員が一丸となって集客に取り組もう」と呼びかけた。1970年の大阪万博を振り返り「万博開催で大阪の旅館が修学旅行を断った結果、翌年から京都や奈良に修学旅行客が行くようになり、万博後の大阪の修学旅行客がなくなった」とし、アフターEXPOの対処を考える必要性を訴えた。

岡本理事長
また旅館組合が2020年3月から楽天トラベルのクーポンを買い上げ、組合加盟旅館の利用促進を図っていることに言及。昨年11月までで約4千万円の予算で約9万件の予約を獲得し、7億7千万円の売上だとを伝えた。4千万円の予算はNHK受信料の集金事務手数料や組合費を原資にしたものだが、人気施設にクーポン利用が集中しないようにバランスよく予約が入るようにした。
旅館ホテル の新着記事
- 地域を元気にする旅館経営 リョケンセミナー・ひいなの湯利光社長(25/04/21)
- 地域経済圏で顧客組織化 日旅連関西が総会(25/04/18)
- 宿泊者数は7・1%増の4888万人泊 1月の宿泊旅行統計(25/04/03)
- 都連青年部が創立50周年 170人が参加し次代へ―(25/04/03)
- 省エネ設備などの導入を補助 観光庁、「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」の申請受付開始(25/03/31)