緊急時に頼れる「旅の駆け込み寺」に 全旅連青年部、「地域見守りの宿」制度を開始
25/03/04
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太青年部長、全旅連青年部)は2月から、緊急時の地域の安全を支援する「地域見守りの宿」制度を本格的に始めた。緊急時に頼れる「旅の駆け込み寺」としての宿泊施設の存在確立を目指す。
24時間稼働、インフラも整っている宿泊施設の特性を生かし、地域の安心・安全の確保を支援することで、宿泊産業の地位向上につなげようというもの。女性や子ども、インバウンド、バリアフリーを必要とする旅行者など幅広く緊急時に頼れる環境整備、周知を図る。
制度では、登録施設に「地域見守りの宿」ステッカーを掲示。緊急時のトイレ貸し出しやインバウンドへの一時的なWi―Fi利用支援、トラブル発生時の警察への通報協力と防犯対応、警察との連携などに取り組む。
全国の宿泊施設へ参加を呼びかけ、全国的な運動へ発展させようと取り組みを進めている。
旅館ホテル の新着記事
- 賢島宝生苑、華陽棟客室をリニューアル 7月18日に6階がオープン/三重(25/06/28)
- 新客室ツールやDtoBで宿泊販売4200億円必達 JTB旅ホ連が総会(25/06/26)
- マイステイズから「アイコニア」に 7月に社名を変更(25/06/19)
- ホテルアソシア高山リゾートが「ヒルトン高山リゾート」に JR東海グループとヒルトンが提携、26年秋に開業/岐阜(25/06/18)
- 大谷山荘やハレクラニ沖縄らが受賞 JTB、24年度「サービス最優秀旅館・ホテル」を発表(25/06/17)