緊急時に頼れる「旅の駆け込み寺」に 全旅連青年部、「地域見守りの宿」制度を開始
25/03/04
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太青年部長、全旅連青年部)は2月から、緊急時の地域の安全を支援する「地域見守りの宿」制度を本格的に始めた。緊急時に頼れる「旅の駆け込み寺」としての宿泊施設の存在確立を目指す。
24時間稼働、インフラも整っている宿泊施設の特性を生かし、地域の安心・安全の確保を支援することで、宿泊産業の地位向上につなげようというもの。女性や子ども、インバウンド、バリアフリーを必要とする旅行者など幅広く緊急時に頼れる環境整備、周知を図る。
制度では、登録施設に「地域見守りの宿」ステッカーを掲示。緊急時のトイレ貸し出しやインバウンドへの一時的なWi―Fi利用支援、トラブル発生時の警察への通報協力と防犯対応、警察との連携などに取り組む。
全国の宿泊施設へ参加を呼びかけ、全国的な運動へ発展させようと取り組みを進めている。
旅館ホテル の新着記事
- 地域を元気にする旅館経営 リョケンセミナー・ひいなの湯利光社長(25/04/21)
- 地域経済圏で顧客組織化 日旅連関西が総会(25/04/18)
- 宿泊者数は7・1%増の4888万人泊 1月の宿泊旅行統計(25/04/03)
- 都連青年部が創立50周年 170人が参加し次代へ―(25/04/03)
- 省エネ設備などの導入を補助 観光庁、「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」の申請受付開始(25/03/31)