山ガールの聖地目指す 長野県駒ヶ根市
長野県・駒ヶ根観光協会の皆さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、中央アルプスの主峰・駒ヶ岳を「山ガールの聖地」にする構想などをアピールした。
駒ヶ根観光協会は今春に組織改革を行い、専門性のある部会を設けて情報発信の強化などに取り組んでいる。来社したのは、誘致推進本部の村瀬和弘部長と竹村章副部長、営業推進部の小田切康男さん、奈良成章さん、第19代アルプスレディーの中村恵さん。
営業推進部では7月にフェイスブック、ツイッターの公式ページを開設。読者を増やすため、ページのフォローやツイートをした人を対象に、早太郎温泉のペア宿泊券をプレゼントするキャンペーンを行った。昨年、兵庫県の赤穂観光協会が同様のキャンペーンを行ったのを参考にした。駒ヶ根市内にも赤穂(あかほ)という地区があり、赤穂市と交流している。
奈良さんは「アクセス数が飛躍的に増えました。地域情報を発信するメディアとしての価値が高まったのではないかと思います」と話していた。
また、誘致推進部では標高2600メートルの高山へロープウエーで気軽に行ける地の利を改めて誘客に生かそうと、山ガールに焦点を当てている。「山登りはじめました」の著者・鈴木ともこさんの協力を得て、山や温泉を切り口にした誘致企画を考案している。
村瀬さんは「厳冬期の高山体験を冬山デビューとして山ガールの皆さんにアピールしていきたいですね」。