4月23日からチューリップフェア 富山県砺波市
富山県砺波市で4月23日―5月6日に開かれる「となみチューリップフェア」のPRに、プリンセスチューリップの尾崎恵理佳さん、砺波市観光協会の永井保さん、県大阪事務所の水野宣夫さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
となみチューリップフェアは今年で62回目。500種100万本のチューリップが咲き誇る砺波チューリップ公園を主会場に、3つのサテライト会場が設けられる。例年ツアーの立ち寄りも多く、昨年は29万8千人が来場。今年は14日間で30万人台を見込む。
尾崎さんは「今年のテーマは『心をつなぐ愛の花』です。大花壇の地上絵は、人と人が手をつないでいる絵が浮かび上がります。生産者を紹介した新企画の花壇、大切な方とぜひ歩いてほしいチューリップで彩られたバージンロードなどもつくります。お子様にはチューリくんとリップちゃんのゆるキャラが出迎えるコーナーもあります」。
永井さんは、今年からバスの積み込みにも対応する「となみ野弁当」を紹介した。観光協会の職員が「砺波の美味しいものを詰め込み、市民も自慢できる弁当を」と企画し、昨年のフェアで試験的に売り出した。200個限定の販売で、連日お昼までに売り切れる人気ぶりだった。
今年からは通年で観光協会で取り扱い、2月下旬に発表したところすぐに市民の注文が殺到。観光協会の会員でもある地元の仕出し屋が1日1千個まで対応する。
弁当は2種類あり、ます寿しや大門素麺、砺波の伝承料理よごしなど地元産の食材が満載。価格は1千円。永井さんは「旅行会社の手数料もご相談に応じます。チューリップフェア期間中は会場のみでの販売になりますが、それ以外はご要望に応じます」。お弁当を食べて、ゆっくりとチューリップフェアを見てもらいたいと願っている。