浜名湖花博'14が３月21日開幕　静岡県浜松市

静岡県浜松市で３月21日から開幕する浜名湖花博２０１４のＰＲに、浜松観光コンベンションビューローの村田克弘さん、浜松市観光交流課の石川淳さん、舘山寺温泉観光協会の新村有司さんと高橋正詔さん、静岡県大阪事務所の橋本勝弘さん、出世大名家康くんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。

浜名湖花博２０１４は、10年前に全国から５００万人以上を集めた花博の記念大会。今回は会場を２カ所に設け、はままつフラワーパークでは３月21日―６月15日、浜名湖ガーデンパークでは４月５日―６月15日に開催する。フラワーパークは桜とチューリップ、ガーデンパークは２千種１００万株の草花と創意工夫した庭園などが見どころ。「期間中の６月までの間、切れ目なく美しい花々を味わうことができます」と皆さん。

バスツアーの造成なども旅行会社に強く働きかけているが、この種の博覧会ではこれまでにない新たな動線を設けているのが特徴。それは、東名高速の浜名湖サービスエリア（ＳＡ）からフラワーパークまで船を運航することだ。

マイカーをＳＡに停めたまま船で会場へ行き花博を見学できるというもので、言ってみれば究極の立ち寄り観光。昨年11月に国と実証実験を行い好評を博したことから、花博本番でも実施に踏み切ったという。

村田さんは「東名を走り通過するお客さんにも休憩がてらご来場いただきたいと考えています。弁天島からも船を走らせるので、浜名湖ならではの博覧会としてアピールできるのではないでしょうか」とし、新しい浜名湖観光につながるリピーターづくりにも意欲を見せている。