日本屈指の水産都市で初ガツオ三昧 静岡県焼津市
静岡県焼津市から、焼津市マリンレディの青島理奈さんと森田朱莉菜さん、市観光協会の松永勝裕さんと村松幸昌さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、全国屈指の水揚げ量を誇る水産都市の魅力をアピールした。
これからの焼津は「生づくし」。カツオ、マグロ、サバ、桜海老が旬を迎え刺身が美味い季節。特にタタキが一般的なカツオを生食で食べるのは珍しい。この冬初めて、市内の料理店が共同で行った「焼津鰹三昧」は、1千円で16店舗の特色あるカツオ料理が食べられ大好評だった。4月からは初ガツオをテーマに第2弾が始まる。
青島さんは「新鮮で美味しいですし量もたくさん。カツオのにぎり寿司が15貫で1千円など、すごくお得です。私もいろんな店で何度も食べています」。
東名高速の難所、日本坂トンネルの名前の由来になった日本武尊(やまと・たける)を祀った焼津神社の例祭はお盆に開かれる。「焼津で一番の祭りです。陸に上がった漁師が神輿に群がり大迫力です」と村松さん。
焼津の夏のファッションは「魚がしシャツ」が定番。アロハ、かりゆしとは少し違う服で、夏は市長や市職員も着用している。森田さんは「涼しくて楽で夏には欠かせません。私は6、7着持っています」。最近はお土産のほか、魚柄の布でトートバックなどを作る縫製体験が人気だという。
松永さんは「京阪神からだと、浜松市で開催される浜名湖花博の見学後にぜひ焼津で泊まり、美味しい魚を食べてください。翌朝は、美保の松原へ行って富士山の眺望はいかがでしょうか」と、焼津への宿泊旅行を提案した。