春満開、鮮やかチューリップフェア 富山県砺波市
富山県砺波市で開かれる「となみチューリップフェア」のPRに、プリンセスチューリップの佐竹美希さん、砺波市観光協会の山崎暁さん、県大阪事務所の水野宣夫さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
今年の同フェアは4月23日―5月6日に開く。新制・砺波市が誕生して10周年記念と銘打ち新たな魅力を加えた。チューリップの品種は500種から600種に増やし、数も150万本増の250万本に拡大。メーン会場の砺波チューリップ公園を一望できるチューリップタワーに加え、園内の文化会館屋上に展望台を新設する。
山崎さんは「チューリップでつくった地上絵が見られるので、これまでタワーには1時間待ちの行列ができることもありました。展望台の新設で混雑が解消され、天気が良ければ立山連峰も見られます」。
また、今年のテーマは「愛」。愛の告白という花言葉をもつ赤いチューリップでつくったパワースポット花壇なども設ける。期間中、歴代プリンセスが集まるイベント、特産品をふんだんに使った「となみ野弁当」など花以外にも見どころ、話題が豊富だ。となみ野弁当は予約制で旅行会社のバスツアーなどにも対応する。
佐竹さんは「カップルだけではなく家族同士の愛を確かめに皆さんで砺波に来てください」。チューリップの見ごろは4月後半で、5月に入るとスイセンなども咲き始め市内で花めぐりが楽しめるそうだ。
同フェアの入場料は大人1千円、小人300円。JR城端線を利用して来場すると300円割り引く。