立山黒部や食、風土-観光シーズン開幕 富山県
富山県観光連盟の青木光仁さん、富山県観光課の宮田敏生さんと松本有香子さん、ジェイアール西日本コミュニケーションズ北陸支店の扇子隆太さん、富山県のキャラクター「きときと君」がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、観光シーズンが本格化する県内の話題を提供した。
春の富山観光と言えば立山黒部アルペンルートの「雪の大谷ウォーク」。今春は4月16日―6月22日に開催する。例年より10日あまり延長した。6月は天候が安定し、下旬でも10メートルを超える雪の大谷ウォークが楽しめる。室堂のアルプス広場には雪の迷路(5月10日―6月1日)や雪の滑り台(6月4―22日)を設ける。
ますの寿司の食べ歩きやまち歩きなどを楽しむ33のプランが設定されている「富山旅」は5月6日まで行われている。
そのほか、皆さんにとっておき情報を聞いてみた。
青木さんは富山湾鮨がおすすめ。地元の魚と美味い米を堪能できる。「10貫で2千円から3500円と明快なので気兼ねなくお店に行けます。鮨屋の大将との会話も楽しみの一つ。旅の思い出になります」。
宮田さんは、越中おわら風の盆で知られる八尾の旅が一押し。「毎月第2、第4土曜日に越中おわら会館で風の盆ステージが行われています。ゆっくり間近で見られ、輪踊りに一緒に参加できます。9月の祭り以外でも楽しめるまちです」。
松本さんは五箇山へ世界遺産バスツアーを。「五箇山豆腐やイワナ、赤カブなどの幸を食べて、五箇山のおばあちゃんに元気がもらえます。私もよく行きます」。
扇子さんは、6月半ばから公開される映画「春を背負って」を見てほしいと話す。北アルプスの山小屋が舞台で「立山黒部アルペンルートに行きたくなる映画です」。