4月23日からチューリップフェア 富山県砺波市
富山県砺波市からプリンセス・チューリップの足立沙耶さん、市商工観光課の子吉(ねよし)藍さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、4月23日から始まる「2015となみチューリップフェア」をアピールした。
フェアは、チューリップの一大生産地である砺波市で64回続く春の伝統行事。今年は昨年より50品種増え、国内最大級の650品種、250万本の花が咲く。1万5千本のチューリップで作ったフラワーヒルは6年ぶりに復活し、立体的な花壇が楽しめる。
足立さんは「チューリップは屈んで見るのが普通ですが、フラワーヒルは目の高さに咲く花が見られます。チューリップの地上絵、水上花壇、皇室に献上するロイヤルコレクションなど見どころがたっぷりです」。
会場に近接して今年3月に農家レストランがオープンした。アズマダチと呼ばれる砺波平野の伝統家屋を活用し、伝承料理を提供する。
子吉さんは「40人収容のこじんまりとした施設ですが、すでに旅行会社からも問い合わせをいただいています」。
今年は北陸新幹線が開業した。新高岡駅から城端線に乗り換え、約10分で会場に着ける近さ。「4月25、26日には会場にもW7系ミニ新幹線が走ります」と子吉さん。多くの来場者を期待している。
会期は5月6日まで。入場料は大人1千円。