飛行機で来て「空港商品券引換券」を設定　福島県

福島県観光交流局空港交流課の須田真一さん、深沢憲一さん、久米雅則さん、同県大阪事務所の谷地洋紀さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、福島空港の利用を促すため設定した「福島空港商品券引換券」をアピールした。

引換券は、福島県外から福島空港到着便を利用し県内に宿泊する先着４万人に３千円分の商品券を贈る。同空港旅客ターミナル内で利用でき、来年２月29日まで実施。

そのうち、大阪伊丹空港とは１日４往復しており、昨春から機材が大型化しＢ７３７―８００（１７６席）が就航、ツアー商品化しやすくなった。須田さんと深沢さんは「ツアー客の土産購入に使っていただきたい」。福島空港から１時間圏内に母畑（ぼばた）温泉や岳温泉、磐梯熱海温泉があることから温泉利用も呼びかけた。

また、平成26酒造年度全国新酒鑑評会で福島県の28銘柄が入賞。そのうち24銘柄が金賞に選ばれ、金賞受賞数では３年連続で全国１位になった。久米さんは「酒どころ福島を積極的にＰＲしていきますので、ぜひ福島の酒を飲みにお越しください」。

谷地さんは「福島県の情報は大阪事務所にお尋ねください。即お調べします」。大阪発ツアーの造成に一役買いたいと意気込んでいる。