「水」テーマに7月から観光CP 群馬県
群馬県が今年7―9月に展開する「ググっとぐんま観光キャンペーン」のPRで、群馬県や県内市町村の観光担当者10人がこのほど、トラベルニュース社東京オフィスを来訪した。
昨年まで行ってきた秋のキャンペーンを夏に移して「水」をテーマに実施する。
群馬県観光局観光物産課ググっとぐんま観光推進協議会事務局次長の佐藤肇さんは「全県としては利根川を切り口に、様々な夏のプランを提案していきたい」と話したのに続き、各地域から水をテーマにした見どころやイベント情報などを紹介した。
渋川からは利根川でのヤナ遊び、世界文化遺産の富岡製糸場がある富岡市からは10万本を超える丹生湖のひまわり畑をアピール。
中之条町からは野反湖の高山植物と星空観賞ツアー、みなかみ町からは利根川源流のダム観光やラフティング、キャニオニング。利根沼田地域からは東洋のナイアガラ「吹割の滝」、みどり市からは渡良瀬川渓谷や、「わ鐵」の愛称で親しまれているわたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車観光を提案した。
最後に群馬県観光局観光物産課の松本和也さんが「水を生むのは山です。県では県境の稜線を結ぶ約100キロのトレイルを2020年までに整備する計画です」と紹介していた。
訪問していただいたのは群馬県観光物産課・佐藤さんと松本さん、群馬県北群馬渋川振興局渋川行政県税事務所主幹の小林英仁さん、富岡市観光協会専務理事の上原茂文さんと同参与の山口章さん、中之条町観光協会の八並光相さん、みなかみ町観光商工課観光振興グループ係長の林登紀枝さん、群馬県利根沼田振興局利根沼田行政県税事務所企画振興係主任の青木克敏さん、みどり市産業観光部観光課観光政策係の星野健太さん、ぐんまちゃんち(ぐんま総合情報センター)副主幹の髙橋律子さん。