神戸から飛行機で来て 茨城空港周辺地域
茨城県・茨城空港周辺の小美玉市、石岡市、笠間市、行方市、茨城町の皆さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、神戸空港からの直行便を利用した来訪を呼びかけた。
小美玉市商工観光課の中村理佳さんと中島太宜さんは、希望ヶ丘公園のコスモスを秋の見どころとしてPR。6.3ヘクタールという広大な敷地にコスモスが10月中ごろまで咲く。撮影スポット、花の摘み取りも人気。春は菜の花が一面に咲き、桜との競演が好評だという。中村さんは「酪農が盛んなまちで『おみたまヨーグルト』が有名です。空のえき『そらら』で生産している様子が見学できます」。
石岡市観光課の今上真梨子さんの一押しは、1年を通じてフルーツ狩りを体験できること。観光農園が市内に点在し、季節に応じた果物が収穫できる。「花も1年を通して茨城県フラワーパークで楽しめます。冬はイルミネーションを実施します」と今上さん。
笠間市商工観光課の星達さんは、10月21日―11月26日に開催する「笠間稲荷の菊まつり」と12月17日の「悪態まつり」を紹介。菊まつりは今年で110回目を迎え、大学生とコラボしたユニークな菊の展示などを予定している。星さんは「悪態まつりは、天狗に向かって『ばかやろー』などとののしる奇祭です。一度体験してみてください」。
行方市商工観光課の松信正弘さんと兼平佳奈さんは、秋から冬にかけて霞ヶ浦で運航される「帆引き船」を紹介した。「伝統漁法を随伴船から見学できるほか、絶好の被写体として写真撮影も人気です」と松信さん。兼平さんは「関西でも人気の『らぽっぽ』が運営するファーマーズヴィレッジも一昨年オープン以来人気を集めています」。
茨城町商工観光課の齋藤優太さんと白石聡子さんは、汽水湖の涸沼(ひぬま)をアピール。「ラムサール条約に登録され、オオワシも飛来します」とは齋藤さん。「湖畔の親沢公園から見る夕陽が絶景です」と白石さん。
茨城県大阪事務所の佐藤恵美子さんは「神戸―茨城間は1日2往復しています。わずか1時間15分です。茨城からの乗客は多いのですが、関西のお客様にはまだまだ浸透していないようです。茨城空港から北関東を周遊していただきたいですね」と話した。
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