県立美術館で「江」テーマに特別展 福井県
福井県立美術館で5月29日まで開催されている大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」のPRにこのほど、福井県観光宣伝隊の黒田亜由美さん、県ブランド営業課の山口辰幸さん、ふるさと営業課の大塚健治さん、県大阪事務所の宮塚和彦さんがトラベルニュース社大阪本社を訪れた。
特別展は浅井三姉妹、父の浅井長政、伯父の織田信長らヒロインの江に関わる人物の肖像画やゆかりの品など約150点を展示。特に、義父の柴田勝家が信長から拝領した国重文「青井戸茶碗・銘柴田」が今回初めて福井県内で展示されている。
山口さんは「東京の祐天寺所蔵のたいへん立派な宮殿(くうでん)は、これまで徳川家の宮殿とされていていたのですが昨年10月、息子の徳川忠長が母、江のために作ったものと判明しました。今回の特別展にも展示されます」と紹介。黒田さんは「三姉妹が生きた福井県にぜひお越しください」と話していた。
また、ふるさと納税の発祥地として福井県は「被災自治体応援ふるさと納税」を始めている。東日本大震災で被害の大きかった岩手、宮城、福島、茨城の4県を対象に福井県が業務を代行。希望の被災県に送金する。大塚さんは「ふるさと納税の提唱県としての取り組みです。全国の皆さんにご協力をお願いしたいです」。