鉄道ファンは「ゆうらり」巡って 鳥取県米子市
鳥取県・米子市観光協会の野島譲会長が5月26日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、市内の様々な取り組みを紹介した。
まずは「鉄道ファン、特に撮り鉄の皆さんに注目してほしい」と野島さんが勧めるのは、「山陰ゆうらり鉄道巡り」。JR山陰線、境線、伯備線と3つの線路が交差する米子駅をはじめ、山陰各地の鉄道撮影スポットを紹介するパンフレットを作成した。8月末までは鉄道写真コンテストの作品も募集している。乗り鉄向けには「山陰の鉄道スポットと駅弁を組み合わせたツアーを地元業者と計画しています」。
次に、鳥取県内の「福」を冠した八社と、今年の干支の卯年にちなんだ白兎神社を加えた「卯年因幡伯耆開運八社めぐり」を紹介。「5月29日に実施した四社めぐりのツアーは満員の45人が集まりました」。
ほかにも4月24日にオープンした歴史ガイダンス施設「上淀白鳳の丘展示館」、水面から米子の町並みを見学したり自然を感じる「米子中海屋形船遊覧」なども紹介。
実は、5月18日の総会で会長に就任したばかりの野島さん。「身が引き締まる思いです。これからも、いろいろな観光素材を用いてイベントやまちづくりに取り組んでいきます!」。