森林セラピー・民泊でストレス解消を 鳥取県智頭町
鳥取県智頭町山村再生課の山中章弘さんと米井理絵さんが5月27日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、7月30日にグランドオープンする森林セラピー基地や町内で広がってきた民泊の受け入れについて紹介した。
鳥取県内で森林セラピー基地に認定されたのは智頭町が初めて。降雨降雪が多い山間部に多様な植生の森が広がっている。特にセラピーロードと呼ばれる散策コースは、鳥取砂丘を育んだ千代川の源流に近い最上流部を歩く。ストレス解消など癒し効果が科学的に実証されているコースだ。
山中さんは「団体向きではないですが、旅行会社の皆さんにもぜひ取り扱ってもらいたいですし、事業所の福利厚生の一環としてもお勧めしています。セラピー弁当も用意しています。泊まりも自然に囲まれた町内でどうでしょうか」。
宿泊については現在、民泊の普及に力を入れ、おもてなし講座なども定期的に開催している。その民泊担当が今春町役場に就職した米井さん。「いろいろ勉強中です。町の皆さんと智頭を盛り上げようと頑張ってます」とニッコリ。