島全体がまるごとジオパーク 島根県隠岐
島根県・隠岐観光協会の原五月さん、春木勇人さんが8月27日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、世界登録を目指している隠岐ジオパークを紹介した。
隠岐諸島では、大陸の縁辺から離島になった数億年の間に、独自の生態系や文化が育まれた。国賀海岸やローソク岩などの奇観、希少性の高いオキサンショウウオといった生物などにより、2009年には日本ジオパークに認定されている。
今春にはジオパーク推進協議会が発足。来年10月の世界ジオパーク認定を実現しようと自治体、関係者で組織した。日本ジオパーク委員会では、世界認定に向けて隠岐の推薦を決めている。
原さんは「島全体が丸ごとジオパークです。最近は学術団体の視察も増えてきました」。春木さんは「これから隠岐は『ジオパ』で売り出します。流行語にもなりますから要チェックですよ」。