元気です!食の魅力でお出迎え 三重県東紀州
三重県の東紀州エリアから、三重県東紀州対策室の加納明生さんと森野好美さん、東紀州観光まちづくり公社の森本太郎さん、紀北町観光協会の中納久美子さん、紀北町キャラの「きーほくん」、県大阪事務所の大和伸也さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
東紀州は昨年9月の台風豪雨災害以降、風評被害に悩む。実際、エリア最大の観光資源「熊野古道・伊勢路」は、石畳が美しい馬越峠をはじめ主要な峠道は通常通り歩くことができる。熊野川を昔の姿のまま航行する「三反帆」の運航も2月までには再開する。
また、2月11日には尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町の美味いもんが一堂に会する「東紀州ご当地グルメ大会」が尾鷲市の県立熊野古道センターで開かれる。マンボウの串焼きやアジミンチバーガーなど15程度の料理が出展する。
紀北町では、町南西部にある汽水湖の白石湖で養殖されている「渡利牡蠣」が自慢。大台山系の栄養豊富な清水と熊野灘の海水が入り混じり、牡蠣特有の臭みがなく甘さがあるのが特徴だ。ただ、湖は周囲5キロと小さく生産量が少ないため、幻のカキとも言われている。ほぼ地元でしか食べることができないそうだ。
加納さんは「東紀州は美味しいものもたくさんあります。紀勢自動車道が2012年度中に完成し、アクセスも便利になります。ぜひ、東紀州にお越しください」。