アウトレットと美観地区を絡めた観光 岡山県倉敷市
岡山県倉敷市の倉敷観光コンベンションビューローの小野亀専務理事、倉敷市観光課の吉田守さん、西日本旅客鉄道岡山支社の半田充彦さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、昨年12月、倉敷駅前にオープンした「三井アウトレットパーク倉敷」と倉敷の町並み散策の魅力を訴えた。
三井アウトレットパーク倉敷は、三井不動産のアウトレットパークシリーズの第11弾で、中国地方最大級になる。アウトレットとして日本初出店が6店舗、中国地方初出店が112店舗で、合計で120店舗が営業する。地元だけでなく観光など県外客をはじめ、年代的にもファミリー、若者、年配者まで幅広い客層に対応できる施設となっている。
また、一帯が倉敷チボリ公園の跡地であることから、「倉敷の森」をデザインコンセプトに水と緑に囲まれた環境共生型空間を演出し、環境に配慮した設備を整えた。アウトレットパークに隣接する商業施設「アリオ倉敷」とは相互利用しやすいように屋根付き連絡ブリッジも設置している。
倉敷コンベンション協会では、三井アウトレットパーク倉敷を訪れた人が倉敷の町並みを散策できるよう散策マップを制作し、食事施設や各観光施設の利用を呼びかけている。
また、同パークから倉敷美観地区や児島・鷲羽山地区、玉島地区、真備地区へのルートもアピールし、広く倉敷観光を楽しんでもらえるようパンフレットも配布している。