「お笑いバス」で皆生温泉へ 鳥取県米子市
毎冬恒例の「お笑いバス皆生温泉号」が1月28日から運行するのを前に1月27日、鳥取県・米子市観光協会の野島譲会長と、皆生温泉「湯けむり大使」で落語家の林家笑丸さんがバス利用をアピールした。
お笑いバスは、雪道のドライブの不安を解消し楽しみながら皆生温泉に来てもらおうと京都、大阪と皆生温泉を7年前から毎冬運転している。笑丸さんら若手落語家が同乗し演芸大会を行うほか、米子市周辺の観光施設の見学なども楽しめる。米子市観光協会と皆生温泉旅館組合が企画し、アミィファクト(大阪市)が3月18日まで運行する。
往路は木―日の運行で、JR京都駅八条口を8時30分、JR新大阪駅観光バス駐車場を9時30分に出発。米子道・蒜山サービスエリアで落語家が演芸を披露する。皆生温泉には13時45分ごろから各宿前に到着する。
復路は金―月、皆生温泉の華水亭を9時30分に出発、各宿を経由して境港の大漁市場なかうら、むきばんだ史跡公園、白鳳の里・上淀白鳳の丘展示館、お菓子の壽城に立ち寄り、JR大阪駅に19時、JR京都駅には20時に着く。
料金は往復5800円、片道3000円。
林家笑丸さんは「1回目から同乗し、このバスで芸が鍛えられました。落語のほか玉すだれ、ウクレレもご披露し、どなたにも楽しんでいただけます。温泉と観光に芸人が加わってリーズナブルでエエのではないかなと思います」。
野島さんは「むきばんだ、白鳳の里は古代史とともに名水が湧き出るエリアで『美水の郷』として売り出しています。大山の伏流水に育まれた一帯の観光もお楽しみください」。