今年も「おじゃったもんせ」　鹿児島県

鹿児島県から、南九州市商工観光課の上野晋作さん、かごしま親善大使の中島三奈さん、県大阪事務所の加治木利砂さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、「昨年の九州新幹線全線開通効果を今年も」と地域の魅力をアピール。関西からの来訪を呼びかけた。

一行は同県の鹿児島市、霧島市、指宿市、南九州市でつくる「鹿児島県四地区観光連絡協議会」が１月20―23日に開かれた「大阪モーターショー」にＰＲブースを初めて出展するために来阪。中島さんはじめ各地の観光大使による観光案内や、特産品が当たるじゃんけん大会などを行い、来場者に鹿児島の魅力を訴えた。

来社したこの日は、４市のおすすめポイントを紹介。鹿児島市は生で見る桜島の噴火、南九州市は辰年にちなみ「タツノオトシゴハウス」、霧島市・指宿市はＪＲ九州の観光列車と温泉街を取り上げ、これらを組み合わせた鹿児島県観光を提案した。

上野さんは昨年を振り返って「南九州市知覧には従来の関東からではなく、関西や中国からのお客が入込上位になりました。関西弁の人が急に増えましたね」と笑う。「一層多くの人が来てくださるように取り組んでいきます」と意気込む。

中島さんは「大阪からのお客様が増えてうれしいですね。今年も歴史、自然、温泉、食など魅力が詰まった鹿児島へ『おじゃったもんせ』」。