春はシロウオ、行灯に輝き 和歌山県湯浅町
和歌山県湯浅町まちづくり企画課の吉川幸宏さん、県有田振興局企画産業課の川口博之さん、壷井俊幸さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、春のイベントを紹介した。
湯浅町に春の訪れを告げるシロウオ漁が本格化する3月18日、町内の商店街を会場に「シロウオまつり」が開催される。シロウオのおどり食いやシロウオすくい体験、シロウオの料理や醤油、金山寺味噌など特産品を販売する。
4月11―15日は、古い町並みが残る伝建地区一帯で「ゆあさ行灯アート展」が開かれる。和紙などで作った芸術的な行灯を並べ幻想的な夜景をつくる。カメラ愛好家や観光客の人気が高く今年で6回目を迎える。
吉川さんは「湯浅町では現在、観光振興に取り組んでおり、観光産業を生み出そうとしています。4月にはJR湯浅駅前に物産館がオープンします。白浜や勝浦方面の立ち寄り先としていかがでしょうか」。
川口さんは「しらす丼など食の開発にも取り組んでいます。醤油の香りが漂うまち歩きの後は、町内の食事で消費してほしいですね」。