「名探偵コナン」列車が走る 鳥取県
着ぐるみの名探偵コナン君と鳥取県未来戦略課の黒﨑智治さんが3月9日、トラベルニュース社東京オフィスに来社。4月3日から鳥取駅―米子駅間に運行する「名探偵コナン列車」をアピールした。
コナン列車の運行は、2012年を「まんが王国とっとり建国イヤー」と位置付ける鳥取県にとって、今年11月7―10日に米子市で開催する第13回「国際マンガサミット」とともに目玉となるプロジェクト。
人気テレビアニメ「名探偵コナン」を車体全面にラッピングした特別車両(2両1編成)が、13年3月31日まで1日当たり3―5往復する。座席は全席自由。
名探偵コナンの作者、青山剛昌さんは鳥取県北栄町の出身。同町では5年前に名探偵コナンの原画などを展示した「青山剛昌ふるさと館」が開館。最寄駅のJR由良駅までの通りを「コナン通り」と命名し、名探偵コナンのブロンズ像を置くなど、マンガでの観光客誘致を図っている。
また、ゲゲゲの鬼太郎のまちとして知られる境港市も鳥取県。「水木しげるロード」を中心に年間300万人以上の観光客が訪れる。
黒﨑さんは「名探偵コナン列車に乗りに、まんが王国とっとりに家族でお越しください。米子駅から鬼太郎列車に乗りついで妖怪の町、境港まで足を延ばすのも楽しいですよ」。
鳥取県の皆さん