地旅で新たな魅力を掘り起こし 山口県
「おいでませ!山口イヤー観光交流キャンペーン」を展開している山口県から5月18日、県観光連盟の田中幹夫さん、県観光フレンズの西村絹代さん、下関市観光政策課の塩崎恭央さん、県観光連盟の関西地域サポート会員の谷口昇さん、防長交通大阪営業所の松浦康治さんがトラベルニュース社大阪本社を訪れた。
3月1日から始まったキャンペーンの中心事業の一つが「地旅博覧会inやまぐち」。全国的に知られる秋吉台や萩、岩国などに続き全県的な観光地づくりを促そうと、地域発の着地型商品の充実に取り組んでいる。なかでも集客面で効果を挙げているのは、花をテーマに湯田温泉や山口市内を巡るバスツアーや宇部、美弥、山陽小野田地区の産業観光だという。
田中さんは「地元の食を味わうツアーなども人気を集めています。ぜひ京阪神をはじめ県外の旅行会社に、山口の地旅を商品に組み込んでいただきたいですね」。
また、西村さんは「2018年に迎える明治維新150年を前に、キャンペーンではディスカバー長州博・明治維新150年祭も開催中です。吉田松陰や高杉晋作が維新に奔走し行き来した萩往還のウォーキングがお勧めです」とアピール。
特に、江戸期の古地図を片手にガイドが萩市や防府、下関市などを案内する長州ウォークは、志士の気分になってまちなか観光が楽しめる。谷口さんたちは「キャンペーンは9月30日までです。山口県へぜひ、おいでませ!」。