夏の音は"しゃんしゃん"、8月に祭り 鳥取市
鳥取市で8月11日から5日間に渡って行われる「鳥取しゃんしゃん祭」。古くから伝わる雨乞いの踊りの競演をアピールするため、第13代鳥取しゃんしゃん鈴の音大使の平尾由紀さん、鳥取市観光コンベンション協会専の田中慎一さん、白水義人さん、大西薫さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
しゃんしゃん祭は、鈴がついた傘を持って踊り、踊り手が動くたびに鈴の音がシャンシャンと鳴ることに由来する。一斉の傘踊りは14日に行われ、約4千人が市内中心部を練り歩く。傘踊りは体験することもできる。
11日のオープニングには、鳥取市内でロケが行われ8月25日に公開される映画「るろうに剣心」の大友啓史監督のトークショー、ゆるキャラのパレードなどを実施。12、13日もコンサートなどが開かれる。最終日の15日は千代川の河川敷で約6千発の花火が打ち上げられる。
平尾さんは「今年4月に開館した鳥取砂丘の『砂の美術館』も好評をいただいています。すでに18万人以上の来館者がありました。しゃんしゃん祭とともに、美術館にも行ってください」。
田中さんは「15日まで市内で国際まんが博も開催されています。夏休みの旅行にこちらもぜひどうぞ」。
大西さんは「しゃんしゃん祭は3年後に50回目の開催になります。今年は、それに向けて大きく羽ばたく年にしたいですね」と、昨年の5日間で延べ16万5千人の参加者を上回る人出を期待する。
白水さんは「今年度中に鳥取自動車道が全通します。協会は4月に法人格をとり、10月から第3種旅行業として着地型観光にも取り組みます。鳥取市の魅力をどんどん発信していきたいですね」と意気込んでいた。