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若狭は初づくし・秘仏めぐりと小浜フェス 福井県

12/09/12

福井県観光営業部の吉川健彦さん、福井県観光連盟の田中美由紀さん、福井県大阪事務所の寺島康夫さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、この秋初めて実施する若狭の「秘仏めぐり」などを紹介した。

特別公開されるのは、小浜市とおおい町の仏像13体と絵図1点。通常は直接参拝できない秘仏で国重要文化財に指定されているものも。小浜市・高成寺(こうじょうじ)の木造千手観音立像は、今年新たに国重文に指定されたばかり。加茂神社の木造千手観音立像は33年に一度のご開帳になる。これら秘仏は9月中旬から10月下旬まで順次公開される。

期間中の9月15日―10月14日の土日祝日には、ガイド付きのツアーバスが運行される。奈良時代後期の作で若狭地方最古の金銅仏「如意輪観音半跏像」(正林庵)など13体のうち3体はツアーバス参加者のみの限定公開になっている。1日コースは4千円、半日コースは1800円だ。

寺島さんは「1日コースの出発時間はJR小浜駅を9時50分と早いですが、大阪からも日帰りは可能です。もちろん若狭にお泊まりいただくのが一番です」。

また、小浜市では9月15日―10月28日、JR小浜線電化10周年を記念したイベント「若狭おばま・てんはまフェスタ」を実施する。祭、食、文化、漁師体験の4部門に分けて小浜の魅力を体感する着地型観光プログラムをそろえた。

田中さんは「十数基の山車が町中を練る『放生祭』をはじめ、まち歩きや落語体験など40近いプログラムが設定されています。期間中は、新鮮な魚介類がてんこ盛りの『海鮮てんはま丼』をクーポン提示で割安に食べていただけることもできます」。

吉川さんはこのほど出来上がった冊子「福井ふるさと百景」をPR。「ホームページやスマートフォンでも公開しています。福井の代表的な景観を網羅していますので、旅行商品造成などにも役立てていただければ」。

福井県の皆さん

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