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市電に観光専用電車「かごでん」登場 鹿児島市

12/11/30

鹿児島市から、市交通局総合企画課の玉利淳さん、岡元一秀さん、藤﨑圭規さん、鹿児島県大阪事務所の西久保敏彦さんが11月20日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、この冬から運行を始める鹿児島市電の観光電車をアピールした。

観光レトロ電車「かごでん」は12月1日から運行をスタートする。12月に迎える市電運行100周年を記念したもので、車両は、開業当初の大正時代から昭和30年ごろまで運行していた20形電車をモチーフとした懐かしいスタイル。

これまでも観光列車は走らせていたが、今回は観光電車専用車両を導入。市内観光活性化の一翼を担う。

毎週土日曜と祝日に1日4便、市内中心部を70分でめぐる。鹿児島中央駅から乗車し、降車は鹿児島駅で折り返し後はどの駅でも可能。「できるだけゆっくりと路面電車ならではの車窓風景を楽しんでもらいたい」(玉利さん)との思いから、定員は30人に設定した。

岡元さんと藤﨑さんは「常時、地元の観光ガイド2人が乗車し、観光案内を行います。桜島が一望できる武之橋駅付近は絶好のビュースポットです。ぜひお楽しみください」。

また、玉利さんは「鹿児島市電は軌道に芝を施設しています。その長さは日本一。花も植栽しており、その美しさも必見です」と市電の魅力を紹介。「大人320円という運賃設定、1日乗車券(同600円)も利用可でご利用いただきやすいはず。常に満車状態を目指します」と力を込めた。

鹿児島市の皆さん

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