温泉街彩る「ガラスのクリスマス」 岡山県湯郷温泉
岡山県湯郷温泉・女将の会の佐々木裕子さん、永山泉水さん、同温泉旅館組合の神田国雄さん、季譜の里の中田洋介さん、ゆのごう美春閣の浅野雄飛さん、ガラス作家の岡本常秀さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
湯郷温泉では12月8日からアートプロジェクト「ガラスのクリスマス」がスタート。2010年から毎年実施し、今年は25日まで期間中に5千人以上の来場が見込まれている。
今回のテーマは「伝える」。県内を中心に活躍するガラス作家50人の作品2―3千点を旅館ホテル、店舗で展示し、自由にガラス作品を鑑賞できる。12月15日には美作市営駐車場で「湯郷音泉―お酒とJAZZと温泉と」を開催。岡山を代表する女性ジャズシンガーをはじめ岡山のジャズプレーヤーが集って演奏する。20―21日は3人のガラス作家が共同作品を制作するイベントを開くほか、期間中はガラス作品制作体験も行う。
岡本さんは「岡山県には約60人のガラス作家がいますが、そのうちの50人が楽しみながら参加するイベントです。多くの人にお越しいただきたいですね」。佐々木さんと永山さんは「作品が多数展示されるので、湯郷温泉にぜひお泊まりいただき、ゆっくりガラス作品を鑑賞してください」。
このほか、温泉街にある旧はなみずき苑では12月25日まで「岡山湯郷Belle展」が開かれている。11年女子W杯サッカーの金メダル、今年夏のロンドン五輪女子サッカー銀メダルのほか写真パネルを展示。入場無料で、水曜休み。