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「ぶえん鰹」をスタンプラリーで堪能 鹿児島県枕崎市

13/04/12

鹿児島県枕崎市から、鹿児島県料飲業生活衛生同業組合枕崎支部の久保昭男支部長、市水産商工課の園田浩文さん、県大阪事務所観光物産課の山崎真幸さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。3人は、4月12日から始まる「枕崎ぶえん鰹スタンプラリー」を紹介した。

ぶえん鰹とは、一本釣りしたカツオを船上で1尾ずつ活き締めした後に急速冷凍した枕崎のブランド鰹。鮮度が保たれ、刺身はもちろん内蔵などあますことなくカツオが堪能できる。「臭みがまったくなく釣りたてが食べられます」と園田さん。

スタンプラリーは、そのぶえん鰹を様々な料理で提供する市内飲食店、お土産店、観光スポットを観光客に巡ってもらおうというもの。3カ所以上でスタンプを集め応募すると、カツオ節や焼酎など枕崎市の特産品が当たる。今年が6回目で、5月12日まで行う。

飲食店で提供する料理の中でも一押しは、鹿児島県内の商店街グルメ・ナンバー1決定戦で2年連続グランプリを受賞した「船人めし」。船員さんの食べ物を意味し、海のまち枕崎の美味しいものを凝縮した丼だ。ご飯は、枕崎のもう一つの特産品お茶で炊いた茶飯に、ぶえん鰹カツオの切り身、かつおせんべいがのる。そこに最高級の本枯れ節と粗節を「黄金の比率」(久保さん)でブレンドした出汁をかけていただく。

久保さんは「出汁が支える枕崎スペシャルです。足を運んでよかったと思ってもらえるはずです」と自信を込めて話す。市内飲食店で800円前後で出している。

枕崎市は、海彦山彦など神話の舞台でもあり、神話、焼酎、食といろんなパワーが得られるパワーシティとしても売り出す。園田さんは「4月28日には、日本最南端の始発・終着駅である枕崎駅に駅舎ができます。鹿児島市、指宿温泉から少し足を伸ばしてお出かけください。鹿児島空港から90分ほどです」。

山崎さんは「枕崎市の観光客は年々少しずつ増えてきています。食を目当てに訪れる方が多いようです」と話した。

鹿児島県枕崎市の皆さん

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