森林セラピーシーズンが開幕 鳥取県智頭町
鳥取県智頭町山村再生課の山中章弘さんと西村ひとみさんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、本格的なシーズンを迎える森林セラピーや民泊をアピールした。
全国に53カ所ある森林セラピー基地の中で、智頭町は独自性のある取り組みを進めている。その一つが民泊で、町内に宿泊施設が少ないことから、まちを挙げて受け入れ民家を増やす。民泊は教育旅行などで使われることが多いが、智頭町では一般客がメーン。一度宿泊してから家族ぐるみの付き合いを始める例も少なくないという。
また、まちの森林を企業研修などに使ってもらおうと働きかけているのも智頭町の独自性。現在、複数の企業に呼びかけ、合同森林セラピー研修を企画している。
山中さんは「森の持つ様々な効果は医学的に実証されています。智頭の森でリフレッシュしていただくと、作業効率や生産性が高まることにつながるようです」。記者の顔を見て「ぜひ」と進められてしまった。
西村さんはこの4月に異動になったばかり。「まだまだ勉強中ですが、1人でも多くの方に智頭町っていいな!と思っていただけるようがんばります。よろしくお願いします」と初々しい。