今夏も大阪からジェット便で 島根県隠岐
日本海に浮かぶ隠岐へ今夏も、大阪伊丹空港からジェット便が8月限定で飛ぶ。島根県隠岐の島町の池田高世偉副町長、隠岐空港利用促進協議会の齋藤英典さん、隠岐観光協会の角橋隼人さん、島根県交通対策課の角森裕子さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、ジェット機で行く隠岐の旅をアピールした。
JALのジェット便は今夏で就航8年目。今年は、昨年に比べて1時間ほど早いダイヤが組まれている。齋藤さんは「伊丹を12時20分に出発し、隠岐に13時15分に到着します。若干遅めにはなりますが、隠岐の美味しい昼食はいかがでしょうか」。
ジェット便利用者特典として、アンケートに答えると抽選で隠岐特産のサザエ500グラム入りが当たるほか、隠岐牛突き特別興行が無料で観覧できる(開催日は8月1、3、10、17、24日の14時30分から)。
角橋さんは「1時間早くなったことで、隠岐は13時50分発になりました。旅行会社の皆さまには、隠岐での滞在を増やしていただくため、帰路は隠岐汽船とJRのセットをお勧めしたいです」。
ジェット便の機材はボーイング737―800が予定されており、クラスJ20席と普通席145席で合わせて165人が搭乗できる。ダイヤは大阪・伊丹12時20分発―隠岐13時15分着、隠岐13時50分発―大阪・伊丹14時35分着の1日1往復となっている。
いま隠岐では、Bzのコンサートが話題になっている。著名なアーティストの全国ツアーに加えられた驚きとともに、池田副町長は「島外から問い合わせの数の多さに驚いています」という。コンサートは6月18日に開かれる。
池田副町長は「この勢いを夏につなげたい」と話し、昨夏は77.4%にとどまったジェット便の搭乗率を今年は8月1―31日の期間で8割超えを目指す。