浴衣でどうぞ―６月１日はホタルまつり　岡山県湯郷温泉

岡山県・湯郷温泉の清流、大谷川では５月下旬から６月中旬にかけて数千匹のホタルが乱舞する。毎年６月第１土曜日に開かれる「ホタルまつり」をアピールしようと、湯郷温泉観光協会の皆さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。

一行は、峯平晃行さん（湯郷グランドホテル）と神田國雄さん（同協会事務局長）、女将の会・湯郷温泉秋桜会から佐々木裕子さん（季譜の里）と永山泉水さん（ゆのごう美春閣）と安廣和子さん（清次郎の湯　ゆのごう館）、美作市田園観光部の春名信明さんの６人。

ホタルまつりは５年前から始めた。今年は６月１日に開催する。１日だけのまつりだが毎年約１５００人が訪れ、リピーターも年々増えているそうだ。

永山さんは「温泉街を流れる川なので旅館から浴衣姿で歩いてホタルを見に行くことができるんです。なかなか、そういった温泉地はないと思います」。

峯平さんは「ホタルの一生を紹介するパネル展や屋台などは、すべて我々の手づくりです。業者に頼まないので準備は大変ですが、『手づくり』といった点にこだわっています」。

佐々木さんは「ホタルを見に行く場合、あぜ道や細い道を歩いて行かなくてはいけない場合が多いようですが、湯郷温泉は河川公園の中でのホタルの乱舞ですから、散策もしやすいのでぜひお越しください」。

最後に神田さんは「今年、岡山県美作地方は『美作国』が建国されて１３００年を迎え、４月から各地で記念イベントを開いています。マンガ『ＮＡＲＵＴＯ』のラッピング列車も走っているので、ご乗車ください」とＰＲしていた。