学生がツアー企画、石見で体験「夏休みの大冒険」 ホスピタリティツーリズム専門学校
大阪市内にあるホスピタリティツーリズム専門学校の学生が夏休みに島根県浜田市など石見地方を訪れるツアーを企画した。3年生の山本聡さんと高岡芽衣さん2人がツアーのアピールにこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。
「さぁ行くぞ☆大冒険の夏休み」と題したツアーは、石見神楽を鑑賞したり沢登りを体験したり民泊などに泊まる3泊4日の旅。
小中学生を対象にしている。夏休み期間にだけ運航される大阪・伊丹―萩・石見空港の直行便を利用する。日程は8月2―5日で、旅行代金は3万9800円。
ツアーは、日上恵司先生が教える地域活性化の授業の一環で取り組んだ。昨年秋に学生が2泊3日で現地を訪れ、グループに分かれて浜田市の観光資源を視察、体験した。
山本さんは「沢登りを体験しました。自然がめちゃ近く、生まれて初めて食べた猪の肉もめちゃ美味しかったです」。高岡さんは「石見神楽の夜神楽を見ました。衣装も着せてもらいました。すごく興奮して、子どもたちにも見てほしいと思いました」。
現地を訪れた学生16人がそれぞれの体験をプレゼンしあいツアーにまとめた。「定員の30人を何としても集めます」と2人。集客も自らで行っている。