社長は島耕作、社員は全県民で観光PR 山口県
山口県観光連盟参事の田中幹生さん、山口県商工労働部観光振興課の久保幸代さん、下関市観光交流部観光政策課の萱野浩司さん、山口県観光フレンズの由里知恵さん、白木屋グランドホテル大阪営業所の谷口昇さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、昨年設立した「株式会社おいでませ山口県」をアピールした。
株式会社―は、県が「観光部門を民営化した」という設定で発足させた架空の会社。初代社長に人気漫画「島耕作シリーズ」の島耕作が就任し、社員は全県民143万1294人で「味」「泊」「楽」の3つのテーマで事業を展開するとなっている。
「どちらかというと認知度の低い関西圏で効果的な観光情報を発信し、当県への年間宿泊観光客を400万人にしたい」と田中さん。そのための取り組みとして久保さんは、縁結びや恋愛成就、安産、開運、願掛けなど県下に点在するパワースポットを紹介した。なかでも長門市にある恋人の聖地・音信川、防府市の防府天満宮・LOVE神社、下関市の住吉神社を推していた。
萱野さんは現在実施している「365日毎日楽しい下関」キャンペーンを紹介し、奇兵隊結成150年企画や女子旅、歴女旅など女性のための企画を常時行っているとした。
最後に由里さんは「四季を通して楽しめる山口県へぜひお越しください」。