坂本龍馬ゆかりの7県が連携 大龍馬恋
坂本龍馬ゆかりの地で組織する「大龍馬恋(だいりょうまれん)」の皆さんがこのほど、11月9―10日に京都市内で行ったイベント、各地の観光をアピールしようとトラベルニュース社大阪本社を訪れた。
大龍馬恋は静岡県、福井県、広島県、山口県、高知県、長崎県、鹿児島県の大阪事務所や情報センターで組織。龍馬の命日11月15日にちなんで毎年11月に京都で観光展を行っている。今年で5回目だった。
静岡県大阪事務所の田中尚さんは、伊豆半島の下田が龍馬にゆかりのあることや、来春開催する「浜名湖花博2014」を紹介。04年に開催された浜名湖花博10周年を記念し、全国都市緑化フェアも併催する。田中さんは「富士山に続き、県西部にもぜひご注目ください」。
広島県大阪情報センターの奥野弘展さんは、いろは丸事件で龍馬と縁が深い鞆の浦をアピール。「ハリウッド映画『ウルヴァリン』のロケも行われました。広島県は東部にもご注目を」。
山口県大阪事務所の一柳隆宣さんは、長州藩がイギリスと戦った攘夷戦争から今年150年を迎え、下関市立長府博物館で開催中の記念展「炎立つ海峡―攘夷意識とその波紋」を紹介。「この戦いを機に、維新の動きはさらに活発化したと思います。我らが高杉晋作の大河ドラマ化も期待しています」。
ミス高知観光キャンペーンレディーの眞鍋紗矢香さんと高知県大阪事務所の中村元彦さんは、リョーマの休日キャンペーンで好評の「龍馬パスポート」などをアピールした。「観光施設の割引入場や特典があるお得なパスポートを入手いただき、高知観光をお楽しみください」。