海と里の恵みで住んでよし訪れてよし 福井県若狭町
福井県若狭町政策推進課の藤本佳志さんと中村知恵さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、住んでよし訪れてよしの若狭町をPRした。
2人は翌16日に行われる移住・定住フェアに参加するため来阪。町の人口は現在1万6千人ほどで、毎年150人前後が減っている。人口減に歯止めをかけようとIターン、Uターンを県内外に呼びかけている。海あり、山あり、里ありの自然豊かな地域で、保育所の待機児童がいないなど暮らし良さが自慢だ。三方五湖の一つ水月湖は約15万年前まで遡れる地層の年稿が保存されており、地質学の標準時計と評価されている。
藤本さんは「漁師民宿がたくさんあるのですが、秋はアオリイカの活け造りが最高です。皿の上で色が変わっていく様は目で楽しめます。足の吸盤が口の中でひっついてくる食感もたまりません。何より醤油をつけなくても甘いんです」。1泊2食9千円前後で、イカに限らず魚が腹一杯食べられるのが自慢だ。
中村さんのイチ押しは、里山の風景。「自宅近所の田園の中をぶらぶら歩くのが好きです。京都・三十三間堂の棟木を切り出した三十三間山のトレッキングもお勧めです。三方五湖を見下ろす眺望ポイントもあって、最近は地元の女子の間でも山歩きが流行りつつあるんですよ」。