丸岡城と竹田の里で桜めぐり 福井県坂井市
福井県坂井市から丸岡観光協会の岩田龍見さんと辻雄大さん、竹田の里づくり協議会の大森志津代さんと浅野輝和さん、市観光産業課の嶋川貴義さん、今年デビューしたご当地キャラ「たけだ桜ちゃん」がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、坂井市2大桜まつりを紹介した。
日本最古の建築様式を持つ丸岡城では4月1―20日、丸岡城桜まつりが開かれる。約300本のソメイヨシノが咲き、1日は18時から約300本のぼんぼりの点灯式(21時30分までライトアップ)、5―6日はメーンイベントがある。イベントは、お笑いライブや演奏会、市内に工場があるウレタンスポンジで作った水のないプールでの宝探しなど。坂井市の海山の幸を集めた10の出店が軒を連ねる城下市も。
岩田さんは「城下市は12―13日も。ご家族で楽しめます。ぜひお越しください」。
竹田の里しだれ桜まつりは4月12―26日。丸岡城から山あいに入った竹田川沿いの山里で開かれるイベントで、地区の人たちが数十年前から植え始めたシダレザクラ約100本が咲き誇る。現在は幼木を含めて700本あまりが植栽されており、地区の人たちで1千本の桜の里づくりに取り組んでいる。19―20日には手づくりクラフトフェアが開かれ陶芸や木工など60以上が出展。地区の人たちも山菜弁当や特産の油揚げ、桜寿司など郷土料理を提供する。
大森さんは「フェアの日は、普段400人ほどの集落に4万人の人がお越しいただいています。竹田の皆が『よう来なったの』とおもてなしさせていただきます。触って見られる竹田のシダレザクラをぜひご覧になってください」。