カツオ節生産日本一のまちが誇る「ぶえん鰹」 鹿児島県枕崎市
鹿児島県の枕崎市観光協会の有園由貴子さん、地元寿司店のすし匠五条の板敷浩実さん、鹿児島県大阪事務所の樋口多恵子さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、カツオ節の生産日本一の枕崎が誇る「ぶえん鰹」をアピールした。
枕崎ぶえん鰹とは一本釣りしたカツオを船上で血抜きしたあと、急速冷凍することで弾力性のあるモチモチとした食感で生臭さもない。市内の飲食店では刺身、握り寿司、丼、カルパッチョ、かつおラーメンなどを味わうことができる。
特に、鹿児島県の商店街で競うShow―1グランプリで2連覇した「枕崎鰹船人めし」は漁師飯を現代風にアレンジしたもの。現在、9店舗で提供している。
板敷さんは「カツオぎらいの方でも食べることができるのが枕崎ぶえん鰹です。ぜひ食べにいらしてください」。有園さんは「枕崎市の人口は2万4千人ですが、カツオ節生産工場が60社もあるんです。枕崎がいかにカツオとともに生きているかがお分かりいただけると思います」と話していた。
枕崎ぶえん鰹は第45回農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞している。