今夏はパスポートでうどん県周遊を 香川県
香川県観光協会の古吉貢さん、うどん県(香川県)観光交流局観光振興課の赤股由衣さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、県内観光に便利な特典やプレゼントがある「うどん県パスポート」と、今年迎えた瀬戸内海の国立公園指定80周年の記念イベントなどを紹介した。
うどん県パスポートは遊ぶ、見る、食べるを楽しむ県内施設の利用特典や連泊割引、県産品が当たるスタンプラリーなどお得感が満載。なかでも県内725軒あるうどん屋の主人が勧める「至極のうどん100店」を紹介している。パスポートは県内主要施設や案内所などで配布している。
古吉さんは「高知、徳島、愛媛県もそれぞれパスポートを発行しています。四国4県をパスポートを使ってめぐる誘客活動も行っています」。
瀬戸内海国立公園80周年事業では7月19日から8月8日まで、高松市のサンポート高松せとシーパレット付近で「香川ウオーターフロントフェスティバル」を開く。水と光と音楽の祭典で、海水を噴き上げてつくり出す巨大なウオータースクリーンにホログラム映像を映し出すほか、アートやスマホを使ったゲームなどを行う。ウオータースクリーンには平家物語の源平屋島合戦などを映し出す。約15分のショーで無料。
赤股さんは「『うどん県それだけじゃない香川県』ですので、ガイドと一緒に香川県を歩く『てくてくさぬき』や、風景美とアートを巡る香川のアートな旅を提案しています」と独自性のある素材をアピール、夏の香川県来訪を勧めた。